腱引きによる捻挫修復術(その1)

先日、池袋で行われた筋整流法による捻挫修復術の講習会に参加してきました。

捻挫、脱臼、骨折は本来、医師(整形外科)または柔道整復師(接骨院の資格)の範ちゅうなので、鍼灸・按摩・マッサージ・指圧の資格では施術できません。

しかし、鍼灸とマッサージの免許を取得した後、骨折の整復は出来なくても、骨が折れているかいないかの見分けは出来なければいけないと思い、2年間接骨院で修行しました。

 

その接骨院は一日100人を超える患者さんが来院する所で、現在は骨を折るほどのケガの場合は整形外科に行かれる方が多いですが、江戸時代からの接骨の名家である「名倉流」の接骨院でしたので、前腕、肋骨、中足骨、腓骨、脛骨といろいろな部位の新鮮な(?)骨折を診ることが出来ました。

手術ではなく徒手だけで整復しますので、整復する時はやはり痛そうですが、綺麗に骨折を治す技はとても見事でした。


そんな接骨院でも、捻挫の場合はまず低周波をかけて、オリジナルの湿布を貼ってから包帯で固定するくらいで、特に整復はしていませんでした。

(捻った方と反対に捻り直す整復の仕方はあると聞きましたが、あまりに痛いためか行っていませんでした。)


捻挫とはいえ、俗称「下駄骨折」といって足の甲の骨(第五中足骨)が折れたり、階段から落ちるなどしてひどく足首を捻った時には外くるぶしの下が骨折することもあります。

一般的な捻挫の処置法は、急激に靭帯が引き伸ばされたために、切れたり炎症を起こしているので、まずはアイシングをして、包帯等でガッチリ固定をするのが基本とされています。
足関節捻挫.jpg

 

私も中学生時代、学校の先生に叱られる時に正座をさせられた後、立ち上がった時に足がまともに着かずに捻挫し、かばって出した反対側の足も着地に失敗し、ダブル捻挫をした時、つまり

      グキッ(右足)!  うっ!!  グキッ(左足)!  うううっ!!

となった時には同様の処置でした。

整形外科に行くと、まずは低周波をかけてもらってから、軽くマッサージをしてもらい、最後に冷湿布を貼って包帯を巻いてもらって終わりです。

高校時代にハンドボールで捻挫した時にも同様の処置でしたが、今でも右の足首を動かすとゴリゴリと鳴りますし、時々痛みます。

はたして、捻挫をした時にはこのような治療で良かったのでしょうか?

 

以前、勤めていた接骨院の院長がボソッと言っていました。


   「電気(低周波)をかけてもたいして変わらないよ。 
                    自然治癒で治るのを待ってるだけだよ・・・。



その2に続く・・・