オイルマッサージについて
オイルって?
マッサージで使うオイルは、主に植物の実や種を絞って作られます。
植物の種には、芽を出し、やがて大きく育つ生命が宿っています。
その種を絞って出来るオイルには、自然のエネルギーが凝縮されているのです。
太陽の光と熱のエネルギー 大気と大地からのエネルギー ↓ 花が咲く ↓ 実をつける ↓ 種を作る・・・自然界のエネルギーが凝縮 |
オイルテラピーとは、自然のエネルギーが充満している植物の力を活かして、健康な心と体をつくる治療と言えます。
普通のマッサージとどこが違うのでしょうか?
皮膚、筋肉、脂肪組織には、老廃物や重金属などの毒素が蓄積されています。
その状態が長期間続いていると
シミ ・ シワ ・ ソバカス・皮膚炎 ・ セルライト
の原因になります。
一般的なマッサージ
凝っている筋肉を押したり揉んだりして、滞っている血流を良くします。
※筋肉にたまっている老廃物は、血流によって運ばれてなくなりますが、細胞や組織に溶け込んでいる体内毒素はそのまま残ります。
オイルマッサージ
マッサージで皮膚に擦り込まれたオイルが皮下組織から体内に吸収
↓
直接、細胞にエネルギーを補給(細胞イキイキ)
蓄積した体内の毒素を溶かし出す
↓
発汗によって排泄
リンパに溶かして他の排泄系から排泄
(毒素が根こそぎなくなる)
↓
体の機能正常化・活性化
その他の効果として
- 血液、リンパ循環促進
- 自律神経や脊髄神経の働きを整える
- 皮膚の免疫機能を活性化
- 炎症を鎮める
- リラクゼーション、ストレス緩和
どのようにしてマッサージをするのですか?
一般的なオイルマッサージ
目的 : 美容
・皮膚表面をソフトに手や肘を滑らすように行います。
当院のオイルマッサージ目的 : 体の調整・背中の緊張をほぐす・鎮痛
- 神経ネットワークの中枢である背骨に沿って行います。
- オイルを素早く浸透させ、頚から腰にかけて硬くなっている筋肉を緩めるために、しっかり圧をかけたままで、手を滑らせていきます。(普通のオイルマッサージでは物足りないという人にも最適です。)
⇒筋肉中の老廃物を押し出す
・・・肩凝りや腰痛の解消
⇒背骨の両側から出ている神経系にオイルが浸透
・・・全身の機能を活性化
どのようにしてマッサージするのですか
※女性の患者さんのために、背中だけチャックで開く着替えをご用意しています。
※必要に応じて、背中以外の患部も行います。
オイルマッサージをした後はベタベタしませんか?
オイルは皮脂と同じ分子のオイルなので、体内にどんどんしみ込んでいきます。
施術後はベタベタというより、しっとりした感じになります。
最後に、余分なオイルはしっかりふき取りますので、ご安心ください。
当院で使用しているオイルについて
酸化に強い植物オイルをキャリアオイルとして使っています。
※酸化した油は過酸化脂質を生成し、細胞を傷つけ、皮膚炎やシミ、シワの原因になります。
ピーナッツオイル | オリーブオイル | ホホバオイル |
---|---|---|
筋肉、靭帯を強化 筋肉の疲れをとり、しなやかにする 関節の動きが滑らかになる |
胃腸の働きを整える(胃腸の守り神) 飲用すると胃腸のデトックス、便秘緩和、胆石予防 |
400年も前から皮膚病ややけどの特効薬として珍重 美肌作りの王座 |
ゴマ油 | 本椿油 | ヒマシ油 |
滋養強壮、老化防止、筋肉の疲労回復 | 日本でも古くから頭髪や刀剣類の手入れに使われてきた 酸化に強く、紫外線をカットする性質は世界の植物オイルの中で最も高い 皮膚や粘膜、頭髪の保護 |
リシノール酸が90%も含まれる ※リシノール酸の作用(抗菌作用・リンパ循環促進作用・毒素排泄作用) |
心と体に働きかける精油(エッセンシャルオイル)の効果
ラベンダー | ユーカリ | 松葉(パインニードル) | 天然樟脳油 |
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ストレス解消、自律神経のバランスを整える | 殺菌作用、浄化作用、のどの粘膜の炎症を鎮める | イライラ解消、神経の緊張をときほぐす、安眠 | 皮膚をきれいにする(やけど跡、手術跡、・・・)血行を良くする |
高品質なオイル
上記のオイルを目的に合わせた比率で調合したマーヤフィールド社のオイルを使っています。
※遮光のガラス瓶で保存していないオイルは日々、酸化が進んでしまいます。
プラスチック製のポンプ付き容器
↓
オイルが化学物質を溶かし出す⇒皮膚炎
酸素を遮断できない
↓
オイルが酸化(過酸化脂質)
⇒細胞を傷つける、老化を早める