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怪我をした時の応急処置

スポーツ

スポーツには怪我がつきものですが、怪我をした後の対処法によって、その後の生活にも影響してきます。ここでは、スポーツの時以外でも頻繁に起こる足首の捻挫を例を交えて解説します。

一般的に怪我や外傷を負った場合、下記の処置の頭文字をとった「RICE」と言われる応急処置を行うことが適切とされています。

REST(安静にする)

怪我や外傷を負ったらまず無理をせず、動かさないことが大切です。
無理に動いてしまうと悪化させてしまうため、まずは安静にしましょう。

ICE(冷やす)

ビニール袋などに氷と水を入れて氷のうを作り、痛む場所を冷やしましょう。
炎症を起こしている箇所の血流が抑えられ、痛みも緩和されます。
1回につき約20分を目安に行い、痛みがひどければしばらく休んでから繰り返し行います。

COMPRESSION(圧迫する)

内出血が多いと腫れが悪化し、回復までに時間がかかってしまいます。
怪我をした箇所を圧迫することで内出血を減らし、腫れを抑えます。

ELEVATION(挙上)

挙上とは、痛む部位を心臓よりも高い位置に持っていくことです。
高く上げることによって、血液やリンパ液などの水分量を抑え、腫れを軽減することにつながります。

これらはあくまで応急処置なので、痛みや腫れがひどい場合はまず整形外科を受診しましょう。

足首の捻挫と言っても、ひどい場合はじん帯の損傷だけでなく、外くるぶしの下端が剥離骨折したり、足の甲(特に第5趾)の骨が骨折したりすることもあります。

骨が折れていれば約1か月間、折れていなければ2~3週間ほど固定することになります。そうすることで折れた骨はくっつき、部分的に切れたじん帯も回復しますが、多くの場合は足首の関節が歪んでしまっています。

  • 仰向けに寝た時、足の裏が内側に向いていませんか?
    正常な足首 捻挫をした状態の足首
    正常な足首 捻挫をした状態の足首
  • 普段、平らなところを歩いているのに時々、足首を外側に捻ってしまうことはありませんか?
  • 正座をした時、足首に痛みや引きつれ感はありませんか?

これらは、幼い時にやった捻挫であっても、足首の関節を正しい位置に戻していなければ歪んだまま固まっているのです。(よく捻挫は癖になると言いますが、治りきっていないだけです。)

足首がずれると、人間は二本足で立つため足首の上にある膝にも負担がかかり、さらに上の股関節にも負担がかかって、骨盤、背骨を通して、肩甲骨、最終的に首まで影響します。

スポーツを行っている人は、ずれた足首にかなり負担をかけるので、関節がどんどん固く、そして太くなってしまいます。
さらに悪くなると足底筋膜炎や外反母趾といった足のトラブル、膝や股関節のトラブルに進行してしまいます。

当院では、そういった足首やその周囲の関節(足根骨、中足骨)まで整えていきます。

当院では整体や腱引きなどの技術を使って、身体の様々な悩みを解決できるようサポートしております。
骨盤矯正小顔矯正ギックリ腰などでお悩みの方も、肩甲骨はがしをやってみたい方も、お気軽に当院までご相談ください。水道橋駅から徒歩3分とアクセスも便利ですので、お気軽にお立ち寄りいただけます。